中も外も設計するのが注文住宅
住宅設計をするときには家の中に意識が向いていることが多いのではないでしょうか。どんなリビングにしようか、寝室でどのようにして趣味を楽しもうかと考えながら設計を進めるのが一般的な傾向です。しかし、住宅設計では中だけでなく外も考慮して設計することが肝心です。マンションやアパートなどでは一部の物件を除くと部屋の中だけが占有場所になり、外という考え方はありません。集合住宅で生活してきた人が住宅設計をするときには庭などの外への意識がないことがよくあるので注意しましょう。外まで使い方を考えて設計するのがより良い暮らしをもたらします。中を重視し過ぎたために外をないがしろにしてしまわないようにしましょう。
土地との兼ね合いを検討しよう
マンションなどの集合住宅とは違い、戸建て住宅を建てるときには土地を手配します。その土地を上手に使うという考え方がまず必要です。土地との兼ね合いを考えて家にどのくらいの面積を使い、庭をどの程度にするかを決めましょう。庭の使い方を先に考えるべきか、中を決めてから外を検討すべきかについては賛否両論があります。庭を重視し過ぎたために家が狭くなる問題も、家の中を充実させようとしたために使い道がないくらいに庭が狭くなる問題も起こっているからです。中も外も並行して考えるのが理想的でしょう。同時に考えるのが難しい場合には、中と外のどちらを優先したいかをまず決めるのが良い方法です。そして、優先したい方を先に設計していきましょう。
二世帯住宅を建てるときには、水回りの位置を近くに作ることにより、できるだけ安価で建てることが可能です。